母親運動の最近の記事

「日本母親大会in 和歌山」に参加して

 今回日本母親大会に参加を決めた時、父・祖父の出身地の和歌山県を意識しませんでしたが、現地を見て漠然と自分とつながった土地を感じました。私は、昨年病気してから旅行に出ていなかったので、集団行動についていけるか心配でしたが、参加することができて本当に良かったと感謝しています。

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 全体会のメイン講演が、東京の第五福竜丸展示館の安井和也さんのお話でしたが、原水禁運動に長く携わってきたものにとっては、第2次世界大戦後の大国の核開発競争とその核実験が何をもたらしたかのお話は、衝撃的でした。地球上での核実験は2060回も行われたとのこと。核兵器禁止条約ができて、実験の被害者救済が明記されていても、実験当事者は条約に未加盟、その実態は隠され当事者は何も知らされないまま放射能被害に苦しみ亡くなっていく。

核をどうなくしていくか、打開の方策を探していかなければならない・・・・・・・・。

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 29日の分科会は、「核兵器も戦争もない平和な世界を」と題するシンポジウムに参加しました。この分科会については、別の報告があると思うので、私は、このシンポジウムの報告者の一人、今年大学卒業後の23歳、(「核廃絶ネゴシエーター」一般社団法人かたわら)を創設して、横浜と広島を往復している高橋悠太さんのことを紹介します。

 この高橋悠太さんには、私がお会いしたのは2回目で、1回目は確か昨年か一昨年夏に生活クラブのOBの方が宮前区鷺沼にお住まいの被爆者・松本正さんのお話を聞く会を計画され、そこに同席されていました。

 今回、高橋さんは、「核のない世界へ、あきらめない社会をつくりたい」「平和をつくる」との思いで、「かたわら」をつくった、と冒頭に話されました。世界の核兵器の現状を話されたあと、高橋さんは、「なぜ自分は、この問題で動くのか」を話されました。被爆体験、運動が先行世代の問題になっていることへの反感がある。青年の意識調査では、「社会をよりよくすることに貢献したい」と思っている人は、92%いる。そこの人たちに働きかけたい。若い世代を応援してほしい、とむすばれました。

 若い後継者がいなくてどこの団体も苦労しています。けれど、若い世代の方も苦労しながら、「平和」をつくる立場で努力を重ねている姿に感動しました。

オプションの熊野古道と熊野本宮も印象に残る良い経験でした。

                       (たけやぶ班 会員)

第9分科会「原発ゼロの日本をめざして」に参加して

          ※助言者 市川章人さん(京都自治体問題研究所)

 今年1月に起った能登半島地震は幸い志賀原発と柏崎刈羽原発は止まっていたので助かった。特に志賀原発の周りは断層だらけ(しかしこれらは活断層ではない)

 今回の地震で非常用のディーゼルも止まってしまった。国の原発指針に基づく避難計画は絵に描いた餅(非常に危険)又、南海トラフ巨大地震の震源域には三原発(川内、伊方、浜岡)がある。原発は脱炭素のために必要と言う人もいるが原発の温室効果ガス排出量は火力についで多い。何があっても原発使用は守ると言う政府の姿勢。大量の使用済み核燃料はどうするのか?全く見えてこない。原発より安価な再生可能エネルギー発電は、中国、インド、米国、ドイツはどんどん増やしている。日本は全く増やしていない。グリーンウォッシュ(見せかけの環境対策)をやめ、再生可能エネルギーに転換すべきである。その後各地の原発反対の運動が報告されました。・根本を知りたいー核を持ちたいのではないか?地熱発電はなぜ日本ではできないのか?-国立公園との関係で難しい(市川さん)地元に利益をもたらす条例を作ったらどうか?等々。最後に申し合わせ事項を確認しました。

・再生可能なエネルギーを中心にエネルギーの地産地消の地域を進めましょう。

・住民の命と暮らしを守るように自治体に働きかけていきましょう。

・原発をなくす学習会や署名活動を取り組みましょう。

・選挙で原発ゼロを掲げる政治家を選んでいきましょう。

報告は以上です。皆様のカンパで大会に参加させて頂きありがとうございました。

                          (サボテン班 会員)

平和な日本実現しよう!!

― 平和・くらし・ジェンダー平等 つれもていこう! ―

 9月28~29日、和歌山県民文化会館、和歌山城ホール等において第69回日本母親大会が開催されました。全国から現地に9,000人、オンライン参加も含めると11,200人が参加し、宮前支部から4名とオンライン3名が参加しました。

 オープニングは紀の川市の障がい者就労支援B型事業所のチンドン楽団『トンカラポンガ』の歌と踊りのパフォーマンス。関西を中心にイベントやお祭りに参加し、地域に溶け込んで活動しているとのこと。障害を隠さず、お茶目で楽しいパフォーマンスに会場が盛り上がりました。障がい者支援のあり方としても興味深く関心しました。

 記念講演は「第5福竜丸、みんなの船 ~ビキニ水爆実験70年、世界のヒバクシャとともに核兵器なき地球を~」と題して安田和也さんの講演を聞きました。ビキニ事件をきっかけに1955年6月に第1回母親大会が東京で開かれたこと。第5福竜丸は77年前に和歌山県串本で作られた船であり、エンジンが和歌山の海から引き揚げられたとのことで和歌山とは深いつながりがある。ビキニ水爆実験(ブラボー)は広島原爆の1千倍の威力を持ち『死の灰』は黒潮にのって太平洋からインド洋にかけて、海も空も島々も放射能で汚染した。日本のマグロ漁船の被害は992隻(乗組員約2万人)に及び、和歌山県でも30隻が被災した。アメリカは日本政府に200万ドルの慰謝料のみ、第5福竜丸の乗組員の医療費と見舞金、廃棄マグロの補償に当てられたが、他のすべての漁船の乗組員には未だ健康被害の調査も、謝罪も補償もされず放置されている。高知地裁や東京地裁では訴訟がたたかわれている。

 それ以降の核実験の実態、イギリス、フランス、中国、アメリカなどで地球上に放射能が拡散している。残った放射性物質をどうするかも決まっていない。核兵器禁止条約で核をなくすしかない。映画「第5福竜丸」を見てほしい。第5福竜丸に会いに来てほしいと結んだ。

 あらためて知ることが多く、このままいけば人類滅亡の危機、戦争なんかしている場合ではない。平和、安全・安心な暮らしのため、みんなで助け合っていこう。(つれもていこう。)


 午後は「ジェンダー平等」分科会に参加しました。90名の参加、日本婦人団体連合会(婦団連)会長の柴田真佐子さんの報告と参加者からの発言。離婚後共同親権の問題、職場での女性差別、賃金格差、米兵による少女暴行事件の数々、ジェンダー格差指数、選択的夫婦別姓制度、慰安婦問題等を身近な事件、情報をもとに次々と参加者から発言、女性差別撤廃条約における日本政府の対応(国連1985年日本も批准したが国会で審議しない)。未だ日本社会の中にジェンダーバイヤスが根強く残っている。(自分たちの中にもあると自覚)10月にジュネーブで国連女性差別撤廃委員会の第9次日本報告審議が行われるとのこと。この委員会から再三勧告されている議定書の批准と選択的夫婦別姓制度を実現させるチャンス。柴田さんはジュネーブに行って訴えると、参加者の意見を16項目にまとめて確認事項としました。女性差別は根が深く、もっと丁寧に学ばなければと痛感しました。

                        (ピーチ班 会員)

 沖縄平和委員会・上野郁子さんの話を報告します。(レジメはありません)

 沖縄は鉄道がなく道路でつながっています。道の両側はほとんど米軍基地です。基地のそばで暮らす子どもたちは戦闘機が飛び交うのが日常で慣れてしまっていて普通に遊んでいます。上野さんは「慣れてはいけない」「慣れてはいけない」と強く思うようにして、辺野古では子どもと「こわいよ!」「いやだよ!」と声をあげ続けています。

 先島諸島では台湾有事に備え、米軍と自衛隊で要塞化が進んでいます。與邦国島では、島民軍事避難計画もあり、一人でも「島に残りたい」と言うと「あなたが残ったら役所の職員の誰かが残らなくてはいけない」と言われた。また、有事後、避難先から戻ったら街がなくなっていることもある。

 沖縄への応援は?の質問に上野さんは「つれもていこう」...沖縄に来て現実を見てほしい。こんなに頑張っているのに沖縄は変わらず、もっと危険になっている。今度の選挙で政治を変え、自分の街の民主主義を取り戻したい。

 私は3回沖縄に行っています。2回はスタディツアーで、辺野古やガマ、普天間基地、海から米海軍が基地にすぐ行ける道も見ました。こんな不気味な所に私は住みたくないと(多分、気候、自然、食べ物が苦手)思いましたが、神奈川県にも6つも基地があります。

 新総理石破氏は自衛隊を憲法に明記し、軍隊にしようとしています。GDP比2%の大軍拡、武器輸出解禁、「日米軍事同盟」強化と戦争する国づくりが進んでいます。 最近の新聞で石破総理が幹事長の時、辺野古新基地に慎重だった自民党議員に「デモはテロ」と賛成に転じさせた。「平成の琉球の処分」を知りました。

 自民党は、沖縄を戦場に、基地どころか棄地にしようとしている。「自民政治を変えよう」参加者は全員決意したと思います。 

                      (コスモス班 会員)

猛暑の中、宮前区から45人が参加、全体では約400人が参加し盛会でした。

 映画「梅切らぬバカ」を鑑賞された方から「俳優さんの演技が自然でゆったりした気分で視聴でき、あっという間に見終わりました。誰にでも優しい社会に、少しずつ近づいていくのかなと感じました。」との感想が寄せられました。映画の画面が暗くて見にくかったとの意見もありました。

 「日本の食糧と農業のいま」分科会に参加された方からは「日頃から漠然と感じている食への不安について、改めて、具体的に学ばせていただきました。私たちが安心して食べられるものを自国で作るという簡単なことを、どうして実現してゆけないのか!もどかしく思います。軍拡、有事食糧法・・本当に怖いと思います。ガザも人ごとではありません。私達が今できることは何なのか、真剣に考えなくてはならないと思います。」と感想が寄せられました。 

「『包括的性教育』ってなに?」の分科会では、複数の参加者からチカンなどの性被害体験が話されました。元養護教諭の講師が楽しく性教育の授業を披露してくれました。性とは人権であり、誰もが学びを保障されるべきですが、現実は不十分です。性被害、加害をなくすためにも、包括的性教育の実施を学校に要望していくことで学校も取り組みやすくなります。また親も子どもと一緒に学んでいくことが大事だと痛感しました。
 午後は、素敵なヴァイオリン演奏の後、「心ゆたかに暮らしたい」をテーマに根本隆さんの講演がありました。学びの多い一日でした。

1月14日に茅ケ崎市で開催された神奈川県母親大会に宮前支部からは15人が参加しました。参加した方の感想を載せた支部ニュースを紹介します。

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支部ニュース1443-1.pdf

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◆特別企画「金子みすゞの生涯と詩とジェンダー」に出て

 第1部は地元「みすゞ少年少女合唱団」や遊撃という楽器の音色にのせてみすゞの詩を朗読しながらの演奏を楽しみました。  

 第2部は作家の松本侑子さんによる講演。
1903年に山口で生まれた金子みすゞは実家が書店だった。 その影響をうけ愛らしい待だけでなく大正デモクラシー(民主主義、男女平等他) の影響を受けた時も残しました。 20歳で結婚し下関行ったみすゞは、そこから投稿を始め詩人の西條八十に認められ東京の出版社に何度も詩を送ったが、取り上げてもらえなかったといいます。
 弟の輔さんにも500以上の詩を送っていますが、家父長制の強い時代の中、女性の詩集は出してもらえなかったそうです。しかし2014年、 雅輔さんが持っていた資料が発見され、やっと詩集が出されたそうです。 私生活では夫に淋病をうつされ離婚するも、子どもも夫に取られ絶望的になり26才の若さで自死します。しかし「私と小鳥と鈴と」 「大漁」などにあるように豊かな想像力で書かれ、今では日本を代表する詩人の一人として認められています。 愛らしい詩とは反対に精力的で行動的なみすゞさんに出会えてとても良かったです。 Y.N

◆第6分科会(安全・安心な食料・日本の農業の再生を)に参加して 
 長谷川敏郎氏(農民運動全国連合会)より、以下の項目で日本の農業について話していただきました。

 1. 世界と日本の食と農の危機は短期的 時的ではない
 2. 日本の食料と農業はどうなっているのか
 3. 政府が国民の食料に責任を持つ当たり前の政治を
 4. 食と農の危機打開の運動
 5. 豊かな日本農業の再生と発展のために
 6. 最後に農は平和の基なり (食は命の基)
 農民連出版の小冊子 アグロエコロジー宣言(案) を数冊求めてきましたので支部委員会にもって行きます。
 皆様のカンパで大会に参加させて戴き有難うございました。N.M & Y.S


日本母親大会は11月25日 (土)と26(日)に山口県で開催されました。宮前支部では,現地参加4名と全体会のオンライン視聴参加が5名でした。12/9の支部ニュースに掲載されたこれらの方の参加記よりいくつかを紹介いたします。

◆記念講演は、清末愛砂氏 (室蘭工業大学院教授)より
「あらたな戦前に抗する-小さな幸せを支える尊厳がをおびやかされない社会をめざして」と題して行われました。

  清末さんはカザで毎日のように子どもたちの為の絵画教室を開いてきました。 ステージの大画面には愛らしい子どもたちの様子と清末さんが映しだされました。 イスラエルの度重なる攻撃によって多くの子どもたちの命が奪われているという悲しいニュースが流れています。 「私はなんとしてもこの子どもたちに会いにいく」と清末さんは再びパレスチナに行くことを決意しています。(ガザに入るには厳しいイスラエル軍の許可が必要) 

 憲法学者でもある清末さんは、9条のすばらしさと、平等の前に故人の尊厳を置いたこと、そして憲法前文に『われらは・・・・確認する』と結んでいること、これらは日本国民に「理論と実践」・「想像してまた実践することを」求めているのですと話されました。 私がお話を聞いて感じたことは、学習するだけではだめで、その事を最大に生かして行動すること、そしてまた学習することでした。 H.K
                        

◆清末さんの記念講演はパレスチナ人の人々のおかれている状況がよくわかりました。 毎日生まれた時から) 不安、恐怖の中で生活している難民生活者であること。 弱い立場であるにもかかわらず、 根絶やし攻撃されている、人道上許されないこと。 今すぐ攻撃をやめることを求めます。 又、関心を持ち続けること、 何ができるか考えていきたいと思います。T.T

・午後は上野千鶴子さんの講演でした。婦人運動や母親大会の歴史から始まり、女や母親は一方的に被害者だったわけではないというお話が印象的でした。現代の社会状況に対しては女性も責任の一翼を担っているのであり、女にとどまらず人間としてどういう社会を作っていくのかという視点が必要なのかと思います。理解力不足で「女の連帯をつくる~地域に生きた女性たち~」という講演テーマとうまく結びつきませんでしたが、興味深く聞かせていただきました。

・女性の地位、それに対して私たちはどうしたいか・・・。ウン ウンとうなづきながら聞き入りました。

・大変良かった。考え方が理解できました。やさしい言葉で難しい問題を語ってくれました。

・女性史をわかりやすくお話しくださり、興味深く聞けた。女性は平和主義者とも言い切れない歴史があったことも学びになりました。女性自身が家父長制の下で加害者にもなること、ならされることも学びになりました。歴史は自然には変わらない、変えていくのだという事が身に刺さりました。

・前半フェミニズムの歴史を話され、今まで知らなかったことがわかりました。後半、わきまえない女の真の意味がわかりました。「誰もが弱者として生まれ弱者として死ぬ。安心して弱者になれる社会を」というお話に納得しました。

・「女性は平和主義者か?女性も戦争協力者だった。赤飯を炊いて男を送り出した光景を僕は一生忘れない。こんな記録も残っている。」こんな出だしは衝撃的でした。

・「女性参政権は政治を変えたか?配偶者控除などが残っている。税制面で変わっていないのではないのか?」ジェンダーの話では、「女が被害者で居続けることが次の誰かにとっての加害者になる。建前でいいから変えていこう。」「弱者として生まれ、安心して弱者になれる社会が望ましい。」などの話は同感! とても勉強になる講演でした。

・初めて県の母親大会に参加させていただき、まず会場の人の多さに驚きました。コロナ脅威の中、午前の部の中村医師の映画は満席完売だったとのこと。先輩、関係者皆様の熱意と努力を感じました。映画の中では果てしない苦労と努力の結果、砂漠が緑に変わっていく過程に深く感動すると同時に、このような方が暗殺されてしまった理不尽に改めて胸が痛みました。中村医師の活動の原点は、初めて現地を訪れたときに感じた「人間としてあまりに不公平」という思いだったという点も印象に残っています。

・とても良い内容でした。今世界ではロシアによるウクライナ侵略が続いてもうすぐ1年になる状況です。世界を平和にする為にも大勢の人に観てほしい内容です。

・心に残る言葉は「アフガニスタンのためにとの思いが実は人間としてたくさんのものを学ばせてもらった」ということです。私の日々生きる姿勢もこうありたいと思います。一人の優れた人の力ではなく、よりよく生きたいという人たちと一緒に行動したのが素晴らしかった。

・中村哲さんが医者としてだけでなく35年間もの間、水の確保や、農業の再生で現地の人々の生活や家族、平和のために多大な貢献をした方であると知りました。戦争とは全く逆な生き方。もっと多くの人に中村哲さんの生き方、哲学を伝えてほしいと思いました。

・素晴らしい映画で感動しました。平和とは、自然と人間との調和かと考えました。

・中村哲さんを知ったのはNHK、何十年も前のラジオから。「(9条がある)丸腰だからやっていける」との声。映画の中で「平和憲法を持っている日本人を尊敬します」との女性の発言が印象的でした。2度目に知ったのは、9条の会に携わってから、201910月ころ、ペシャワールの状況画面と中村さんを会場でお見受けできました。一般メディアは中村哲さんを日本中に知らしめてくれたでしょうか。素晴らしい方で、ノーベル賞を受賞すべき人です。

・「生きるとは、平和とは」を問いかけた映画でした。医師・中村哲さん...現地での医療活動とアフガニスタンで用水路の建設35年。干ばつで、戦いで荒れ果てた土地に井戸を。用水路に水をと、住民と粘り強く話し合いをして信頼を。長い年月の工事が始まり、ついに用水路に水が流れた。植栽した緑の木々も育ち、農作物の収穫と生活にうるおいが。アフガニスタンの人々に希望の灯が。建設中は頭上を軍用機が、医師の中村さんは「平和には武器、戦闘機はいらない」と。中村さんのやさしさ、穏やかに語りかける笑顔と石橋蓮司さんの朗読がとても良かったです。