第9分科会「原発ゼロの日本をめざして」に参加して
※助言者 市川章人さん(京都自治体問題研究所)
今年1月に起った能登半島地震は幸い志賀原発と柏崎刈羽原発は止まっていたので助かった。特に志賀原発の周りは断層だらけ(しかしこれらは活断層ではない)
今回の地震で非常用のディーゼルも止まってしまった。国の原発指針に基づく避難計画は絵に描いた餅(非常に危険)又、南海トラフ巨大地震の震源域には三原発(川内、伊方、浜岡)がある。原発は脱炭素のために必要と言う人もいるが原発の温室効果ガス排出量は火力についで多い。何があっても原発使用は守ると言う政府の姿勢。大量の使用済み核燃料はどうするのか?全く見えてこない。原発より安価な再生可能エネルギー発電は、中国、インド、米国、ドイツはどんどん増やしている。日本は全く増やしていない。グリーンウォッシュ(見せかけの環境対策)をやめ、再生可能エネルギーに転換すべきである。その後各地の原発反対の運動が報告されました。・根本を知りたいー核を持ちたいのではないか?地熱発電はなぜ日本ではできないのか?-国立公園との関係で難しい(市川さん)地元に利益をもたらす条例を作ったらどうか?等々。最後に申し合わせ事項を確認しました。
・再生可能なエネルギーを中心にエネルギーの地産地消の地域を進めましょう。
・住民の命と暮らしを守るように自治体に働きかけていきましょう。
・原発をなくす学習会や署名活動を取り組みましょう。
・選挙で原発ゼロを掲げる政治家を選んでいきましょう。
報告は以上です。皆様のカンパで大会に参加させて頂きありがとうございました。
(サボテン班 会員)