・初めて県の母親大会に参加させていただき、まず会場の人の多さに驚きました。コロナ脅威の中、午前の部の中村医師の映画は満席完売だったとのこと。先輩、関係者皆様の熱意と努力を感じました。映画の中では果てしない苦労と努力の結果、砂漠が緑に変わっていく過程に深く感動すると同時に、このような方が暗殺されてしまった理不尽に改めて胸が痛みました。中村医師の活動の原点は、初めて現地を訪れたときに感じた「人間としてあまりに不公平」という思いだったという点も印象に残っています。
・とても良い内容でした。今世界ではロシアによるウクライナ侵略が続いてもうすぐ1年になる状況です。世界を平和にする為にも大勢の人に観てほしい内容です。
・心に残る言葉は「アフガニスタンのためにとの思いが実は人間としてたくさんのものを学ばせてもらった」ということです。私の日々生きる姿勢もこうありたいと思います。一人の優れた人の力ではなく、よりよく生きたいという人たちと一緒に行動したのが素晴らしかった。
・中村哲さんが医者としてだけでなく35年間もの間、水の確保や、農業の再生で現地の人々の生活や家族、平和のために多大な貢献をした方であると知りました。戦争とは全く逆な生き方。もっと多くの人に中村哲さんの生き方、哲学を伝えてほしいと思いました。
・素晴らしい映画で感動しました。平和とは、自然と人間との調和かと考えました。
・中村哲さんを知ったのはNHK、何十年も前のラジオから。「(9条がある)丸腰だからやっていける」との声。映画の中で「平和憲法を持っている日本人を尊敬します」との女性の発言が印象的でした。2度目に知ったのは、9条の会に携わってから、2019年10月ころ、ペシャワールの状況画面と中村さんを会場でお見受けできました。一般メディアは中村哲さんを日本中に知らしめてくれたでしょうか。素晴らしい方で、ノーベル賞を受賞すべき人です。
・「生きるとは、平和とは」を問いかけた映画でした。医師・中村哲さん...現地での医療活動とアフガニスタンで用水路の建設35年。干ばつで、戦いで荒れ果てた土地に井戸を。用水路に水をと、住民と粘り強く話し合いをして信頼を。長い年月の工事が始まり、ついに用水路に水が流れた。植栽した緑の木々も育ち、農作物の収穫と生活にうるおいが。アフガニスタンの人々に希望の灯が。建設中は頭上を軍用機が、医師の中村さんは「平和には武器、戦闘機はいらない」と。中村さんのやさしさ、穏やかに語りかける笑顔と石橋蓮司さんの朗読がとても良かったです。