<記念講演 上野千鶴子さんのお話について> [神奈川県母親大会報告]  2/11支部ニュースより 

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・午後は上野千鶴子さんの講演でした。婦人運動や母親大会の歴史から始まり、女や母親は一方的に被害者だったわけではないというお話が印象的でした。現代の社会状況に対しては女性も責任の一翼を担っているのであり、女にとどまらず人間としてどういう社会を作っていくのかという視点が必要なのかと思います。理解力不足で「女の連帯をつくる~地域に生きた女性たち~」という講演テーマとうまく結びつきませんでしたが、興味深く聞かせていただきました。

・女性の地位、それに対して私たちはどうしたいか・・・。ウン ウンとうなづきながら聞き入りました。

・大変良かった。考え方が理解できました。やさしい言葉で難しい問題を語ってくれました。

・女性史をわかりやすくお話しくださり、興味深く聞けた。女性は平和主義者とも言い切れない歴史があったことも学びになりました。女性自身が家父長制の下で加害者にもなること、ならされることも学びになりました。歴史は自然には変わらない、変えていくのだという事が身に刺さりました。

・前半フェミニズムの歴史を話され、今まで知らなかったことがわかりました。後半、わきまえない女の真の意味がわかりました。「誰もが弱者として生まれ弱者として死ぬ。安心して弱者になれる社会を」というお話に納得しました。

・「女性は平和主義者か?女性も戦争協力者だった。赤飯を炊いて男を送り出した光景を僕は一生忘れない。こんな記録も残っている。」こんな出だしは衝撃的でした。

・「女性参政権は政治を変えたか?配偶者控除などが残っている。税制面で変わっていないのではないのか?」ジェンダーの話では、「女が被害者で居続けることが次の誰かにとっての加害者になる。建前でいいから変えていこう。」「弱者として生まれ、安心して弱者になれる社会が望ましい。」などの話は同感! とても勉強になる講演でした。

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