沖縄平和委員会・上野郁子さんの話を報告します。(レジメはありません)
沖縄は鉄道がなく道路でつながっています。道の両側はほとんど米軍基地です。基地のそばで暮らす子どもたちは戦闘機が飛び交うのが日常で慣れてしまっていて普通に遊んでいます。上野さんは「慣れてはいけない」「慣れてはいけない」と強く思うようにして、辺野古では子どもと「こわいよ!」「いやだよ!」と声をあげ続けています。
先島諸島では台湾有事に備え、米軍と自衛隊で要塞化が進んでいます。與邦国島では、島民軍事避難計画もあり、一人でも「島に残りたい」と言うと「あなたが残ったら役所の職員の誰かが残らなくてはいけない」と言われた。また、有事後、避難先から戻ったら街がなくなっていることもある。
沖縄への応援は?の質問に上野さんは「つれもていこう」...沖縄に来て現実を見てほしい。こんなに頑張っているのに沖縄は変わらず、もっと危険になっている。今度の選挙で政治を変え、自分の街の民主主義を取り戻したい。
私は3回沖縄に行っています。2回はスタディツアーで、辺野古やガマ、普天間基地、海から米海軍が基地にすぐ行ける道も見ました。こんな不気味な所に私は住みたくないと(多分、気候、自然、食べ物が苦手)思いましたが、神奈川県にも6つも基地があります。
新総理石破氏は自衛隊を憲法に明記し、軍隊にしようとしています。GDP比2%の大軍拡、武器輸出解禁、「日米軍事同盟」強化と戦争する国づくりが進んでいます。 最近の新聞で石破総理が幹事長の時、辺野古新基地に慎重だった自民党議員に「デモはテロ」と賛成に転じさせた。「平成の琉球の処分」を知りました。
自民党は、沖縄を戦場に、基地どころか棄地にしようとしている。「自民政治を変えよう」参加者は全員決意したと思います。
(コスモス班 会員)