2023年2月アーカイブ

おいしい班会

 新婦人創立60年との記事を読み、さて我が班は何年?

数えたら47年。23歳の子育て中に、友達2人と有馬南班を結成。地域に根ざした班を作ろうと、お花や、お茶の教室、子どものお絵かき、お料理教室等、会員宅で開きました。

その頃は、近くに商店や文化施設等なかったので、子育て中の女性が集まって楽しく交流。ポストも近くになかったので、設置要望の署名を集めて実現。

また母親大会の地域版を計画、団地の集会所を借り、班を中心に 「母親のつどい(分科会も)」を行いました。ガリ版刷りの班ニュースも定期的に配布したりなど。

 

そんな思い出話をしながら、抹茶小豆ロールケーキで、初めて新婦人とすずらん班(有馬南班から改名)の誕生祝いをしました。久しぶりに楽しく、格別おいしい班会でした。

  すずらん班         202210月の班会にて

 

・午後は上野千鶴子さんの講演でした。婦人運動や母親大会の歴史から始まり、女や母親は一方的に被害者だったわけではないというお話が印象的でした。現代の社会状況に対しては女性も責任の一翼を担っているのであり、女にとどまらず人間としてどういう社会を作っていくのかという視点が必要なのかと思います。理解力不足で「女の連帯をつくる~地域に生きた女性たち~」という講演テーマとうまく結びつきませんでしたが、興味深く聞かせていただきました。

・女性の地位、それに対して私たちはどうしたいか・・・。ウン ウンとうなづきながら聞き入りました。

・大変良かった。考え方が理解できました。やさしい言葉で難しい問題を語ってくれました。

・女性史をわかりやすくお話しくださり、興味深く聞けた。女性は平和主義者とも言い切れない歴史があったことも学びになりました。女性自身が家父長制の下で加害者にもなること、ならされることも学びになりました。歴史は自然には変わらない、変えていくのだという事が身に刺さりました。

・前半フェミニズムの歴史を話され、今まで知らなかったことがわかりました。後半、わきまえない女の真の意味がわかりました。「誰もが弱者として生まれ弱者として死ぬ。安心して弱者になれる社会を」というお話に納得しました。

・「女性は平和主義者か?女性も戦争協力者だった。赤飯を炊いて男を送り出した光景を僕は一生忘れない。こんな記録も残っている。」こんな出だしは衝撃的でした。

・「女性参政権は政治を変えたか?配偶者控除などが残っている。税制面で変わっていないのではないのか?」ジェンダーの話では、「女が被害者で居続けることが次の誰かにとっての加害者になる。建前でいいから変えていこう。」「弱者として生まれ、安心して弱者になれる社会が望ましい。」などの話は同感! とても勉強になる講演でした。

・初めて県の母親大会に参加させていただき、まず会場の人の多さに驚きました。コロナ脅威の中、午前の部の中村医師の映画は満席完売だったとのこと。先輩、関係者皆様の熱意と努力を感じました。映画の中では果てしない苦労と努力の結果、砂漠が緑に変わっていく過程に深く感動すると同時に、このような方が暗殺されてしまった理不尽に改めて胸が痛みました。中村医師の活動の原点は、初めて現地を訪れたときに感じた「人間としてあまりに不公平」という思いだったという点も印象に残っています。

・とても良い内容でした。今世界ではロシアによるウクライナ侵略が続いてもうすぐ1年になる状況です。世界を平和にする為にも大勢の人に観てほしい内容です。

・心に残る言葉は「アフガニスタンのためにとの思いが実は人間としてたくさんのものを学ばせてもらった」ということです。私の日々生きる姿勢もこうありたいと思います。一人の優れた人の力ではなく、よりよく生きたいという人たちと一緒に行動したのが素晴らしかった。

・中村哲さんが医者としてだけでなく35年間もの間、水の確保や、農業の再生で現地の人々の生活や家族、平和のために多大な貢献をした方であると知りました。戦争とは全く逆な生き方。もっと多くの人に中村哲さんの生き方、哲学を伝えてほしいと思いました。

・素晴らしい映画で感動しました。平和とは、自然と人間との調和かと考えました。

・中村哲さんを知ったのはNHK、何十年も前のラジオから。「(9条がある)丸腰だからやっていける」との声。映画の中で「平和憲法を持っている日本人を尊敬します」との女性の発言が印象的でした。2度目に知ったのは、9条の会に携わってから、201910月ころ、ペシャワールの状況画面と中村さんを会場でお見受けできました。一般メディアは中村哲さんを日本中に知らしめてくれたでしょうか。素晴らしい方で、ノーベル賞を受賞すべき人です。

・「生きるとは、平和とは」を問いかけた映画でした。医師・中村哲さん...現地での医療活動とアフガニスタンで用水路の建設35年。干ばつで、戦いで荒れ果てた土地に井戸を。用水路に水をと、住民と粘り強く話し合いをして信頼を。長い年月の工事が始まり、ついに用水路に水が流れた。植栽した緑の木々も育ち、農作物の収穫と生活にうるおいが。アフガニスタンの人々に希望の灯が。建設中は頭上を軍用機が、医師の中村さんは「平和には武器、戦闘機はいらない」と。中村さんのやさしさ、穏やかに語りかける笑顔と石橋蓮司さんの朗読がとても良かったです。

66回神奈川県母親大会・第20回厚木母親大会が1/14(土)に開催されました。

午前中は映画「荒野に希望の灯をともす」医師中村哲氏35年の軌跡の上映をはじめ、2つの分科会と見学分科会が行われました。

午後の全体会は文化行事「白龍太鼓」地元の保存会の演奏で始まり、記念講演は、「女の連帯を創る~地域に生きた女性たち~」と題して上野千鶴子さん(社会学者、東京大学名誉教授)が講演しました。パワーポイントを使った静かな語りに会場も静まりかえり、あちこちで熱心にメモを取る参加者の姿が印象的でした。

大会アピール、特別決議(大軍拡・大増税を許さない)、スローガンを採択し終了しました。参加者は約800名、オンラインは140名で宮前区からは18名、オンラインは4名でした。今回はサテライト会場が確保できず、オンライン参加者には自宅で視聴していただきました。アクセス方法が不案内だったために一部の方が見られませんでした。次回もオンライン併用になりますので、今後は丁寧に説明をします。申し訳ありませんでした。

来年度の神奈川県母親大会は、2024114日(日)茅ケ崎市での開催が決まりました。大勢の参加をお願いします。今回参加された皆さんの感想文を紹介します。  [次の記事へ]                                    

                   (宮前母親連絡会)

今後の予定 2023.2.19 ~

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2/19 ()  子どもの未来を開く川崎集会 10 : 00 - 15 : 30 (9 : 30開場)

      会場は武蔵小杉 法政大学第二中高等学校

      10 : 00 - オープニング ・ お話 西郷孝彦さん 「校則をなくした中学校」

      13 : 00 - 15 : 30  分科会(8会場)*チラシ参照  資料代500円

 2/21 ()  社保協署名宣伝行動 11 : 00 - 12 : 00 鷺沼駅

 2/26 ()  14 : 00~戦争NO!暮らし守って!県政一揆パレード 桜木町駅前広場

 2/27 ()3/ 1 () ビキニデー集会 

2/28 () 輝け!高齢期かながわのつどいinかわさき 10 : 30 -16 : 10

       川崎市産業振興会館(川崎駅西口から徒歩8分)

       記念公演 独り芝居 松元ヒロさん  資料代800円(予約制)

       申し込み: 電話044-266-7532(月~金)10時~17

               メール  s.shirotani@kawaikyo.or.jp

 2/28 ()3/ 1 () ビキニデー全国集会・静岡県焼津市 (現地、オンライン 併用)参加ご希望の方は支部委員または常任委員にご連絡ください。

 3/ 4 ()      38国際女性デー神奈川県集会 (zoom) 14 : 00 - 16 : 00 ⇒別紙

 3/ 8 ()   38国際女性デー 神奈川 WOMAN s ACTION 桜木町駅前広場 1213

 3/10 ()      ピースアクション ◎マドレーヌ、白幡台、たけのこ、ピーチ 鷺沼駅前 1112時 担当班は準備のため10 : 30に事務所に

 3/12 ()      原発ゼロへのカウントダウン in かわさき集会&デモ  11 : 00 - 14 : 30 中原平和公園  14 : 30 - デモ行進

 3/19 ()      支部委員会 10 : 00 - 向ヶ丘区民活動支援センター

明日は午前中から雪、みぞれの予報が出ており、午前11時から予定をしていたピースアクションは中止といたしました。

<子ども・教育> 

・毎年学校訪問などで学校の状況を聞き取り調査し、川崎7支部でまとめて教育委員会と懇談をしています。昨年(2022年)は教職員の不足、仕事が大変、中学での柔道着の購入について(何回も着ない、高価)等懇談しました。

 今年も、コロナ禍が続いているため、電話での聞き取りで実施することになりました。詳細や資料については後日お知らせします。

・「ゆきとどいた教育を求める署名」は12/15(木)9,340筆を市議会に提出しました。
  12/26(月)記者会見を行い、その後、教員の欠員問題で教育委員会と懇談しました。1人の先生が2クラスを担当していたり、生徒が先生の補佐をしている実態を伝えました。(神奈川新聞に掲載)

 引き続き署名を集め、10000筆にしましょう。

・学校給食の無償化を求める運動も進めましょう。他都市では実施が広がっています。

・小児医療費の完全無償化について、国への要望署名は一旦締め切りました。
 川崎社会保障協議会が1/17、完全無償化を求め川崎市健康福祉局と懇談しました。

・子どもの未来をひらく川崎集会は、2/19(日)10:00~15:30 法政二中高校にて開催されます。是非ご参加ください。参加費500円(チケットあります)

県新婦人産直担当の原さんをおよびして産直の学習会を行います。関心がある会員の方ぜひ参加ください。

 2月12日 10:00-11:00 向ヶ丘区民活動支援コーナー 

 

 

サークル紹介 読書の会

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宮前支部ではいろいろなサークル(小組)活動を行っています。

読書サークル主催のFさんからサークル紹介の一文を寄せていただきました。

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読書の会 
 月一回の会です。 会員は7人です。 場所は新婦人事務所です。2月の会は終了しました。

2月の会の内容を紹介します。(2月1日開催)

「マイノリティーだと思っていたらマジョリティーだった件」 
    松井彰彦 / 塔島ひろみ 編著 
「私がフェミニズムを知らなかったころ」
     小林エリコ 
 以上の2冊の本について、 持ってきた会員から感想を言ってもらいました。 そ れについて、 女性とはということでみんなそれぞれざっくばらんに言いたいことをいいあったのが面白かったです。 

「グリーン、グリーン」
     あさのあつこ 
 主人公を、 失恋の痛手からすくってくれたのは、何とおにぎりのおいしさで した。 その味が忘れられなくて、 産地の県立喜多川農林高等学校の国語の先生になってしまいました。自然と土地の人と素朴な生徒等々との人間のやり取りが読む人を引き込んでしまいます。 

「神様のカルテ」 4冊 
    夏川草介
 主人公は信州松本に住む内科医で栗原一止(くりはらいちと)です。 ここ本庄病院は「24時間 365日対応」という患者を断らない病院です。 涙なしには読めないという本 です。 

 その他、この日に持参された本は、マンガ「アドルフに告ぐ」3巻目 (手塚治 虫) などでした。 

*何といってもおしゃべりが楽しく、 為になってしまうのです。皆さんお越 
しくださいませ!  <次回は、3月8日 (水)>

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その他のお知らせ

新しく始まった小組は、ミュージックベルⅡ、新聞ちぎり絵(犬蔵)、2月からボイストレーニングです。それぞれ仲間を募集中です。興味がある方はご連絡ください。

コーンスターチフラワー、朗読ボイスは、それぞれ終了、休会となりました。