2024年10月アーカイブ

第9分科会「原発ゼロの日本をめざして」に参加して

          ※助言者 市川章人さん(京都自治体問題研究所)

 今年1月に起った能登半島地震は幸い志賀原発と柏崎刈羽原発は止まっていたので助かった。特に志賀原発の周りは断層だらけ(しかしこれらは活断層ではない)

 今回の地震で非常用のディーゼルも止まってしまった。国の原発指針に基づく避難計画は絵に描いた餅(非常に危険)又、南海トラフ巨大地震の震源域には三原発(川内、伊方、浜岡)がある。原発は脱炭素のために必要と言う人もいるが原発の温室効果ガス排出量は火力についで多い。何があっても原発使用は守ると言う政府の姿勢。大量の使用済み核燃料はどうするのか?全く見えてこない。原発より安価な再生可能エネルギー発電は、中国、インド、米国、ドイツはどんどん増やしている。日本は全く増やしていない。グリーンウォッシュ(見せかけの環境対策)をやめ、再生可能エネルギーに転換すべきである。その後各地の原発反対の運動が報告されました。・根本を知りたいー核を持ちたいのではないか?地熱発電はなぜ日本ではできないのか?-国立公園との関係で難しい(市川さん)地元に利益をもたらす条例を作ったらどうか?等々。最後に申し合わせ事項を確認しました。

・再生可能なエネルギーを中心にエネルギーの地産地消の地域を進めましょう。

・住民の命と暮らしを守るように自治体に働きかけていきましょう。

・原発をなくす学習会や署名活動を取り組みましょう。

・選挙で原発ゼロを掲げる政治家を選んでいきましょう。

報告は以上です。皆様のカンパで大会に参加させて頂きありがとうございました。

                          (サボテン班 会員)

*****今までの活動*****

9/23 (月・祝) 医療生協平和のつどい 原水禁世界大会報告/映画「乙女たちの沖縄戦一白梅学徒の記録~

9/28 (土)29 ()日本母親大会

9/29 (日) 給食無償化署名行動は雨で中止

10/4 (金) 支部運営委員会

10/8 (火) 市議会文教委員会傍聴

10/11 (金) ピースアクション14人参加

10/13 (日) 支部委員会 

 

*****今後の予定*****

10/14 (月・祝) 小組体験会と平和展アリーノ第1~第3学習室

   12:45 集合、 13:00 開場、 13:301600 体験会

10/15 (火) 衆議院選挙公示

10/20 (日) 宮前区民祭 9:00~15:00「希望の給食」上映会宣伝と給食署名とヨーヨー釣り等

 宮前市民館視聴覚室

10/27 (日) 衆議院選挙投票日  社保協署名行動 1100~鷺沼

11/1 (金) 支部運営委員会 10:00~支部事務所

11/3 (日・祝) 13:3016:00 「希望の給食」上映と給食について語る会 市民館視視聴覚室

11/4 (月・振) 未来集会プレ企画・映画 「ゆめパの時間」上映会

 ① 10:00、 ② 12:30、 ③15:00、 ④ 17:30  向河原駅・かわさきゆめホール 前売り800 円、当日1,000

11/8 (木) ピースアクション 11:00~鷺沼駅

 ◎ピーチ、たけやぶ、こぶし、コスモス 担当班は10:15事務所で準備

11/10 (日) 支部要具会 11:00~ 向ヶ丘区民活動支援コーナー

11/14 (木) 川崎7支部連絡会

11/16 (土) BRA/ぶら しんのみ祭り

11/23 (祝・土) 小組体験会と平和展 南平住宅第一集会所12:45集合、133:00開場、 1 3:301600体験会

 

平和な日本実現しよう!!

― 平和・くらし・ジェンダー平等 つれもていこう! ―

 9月28~29日、和歌山県民文化会館、和歌山城ホール等において第69回日本母親大会が開催されました。全国から現地に9,000人、オンライン参加も含めると11,200人が参加し、宮前支部から4名とオンライン3名が参加しました。

 オープニングは紀の川市の障がい者就労支援B型事業所のチンドン楽団『トンカラポンガ』の歌と踊りのパフォーマンス。関西を中心にイベントやお祭りに参加し、地域に溶け込んで活動しているとのこと。障害を隠さず、お茶目で楽しいパフォーマンスに会場が盛り上がりました。障がい者支援のあり方としても興味深く関心しました。

 記念講演は「第5福竜丸、みんなの船 ~ビキニ水爆実験70年、世界のヒバクシャとともに核兵器なき地球を~」と題して安田和也さんの講演を聞きました。ビキニ事件をきっかけに1955年6月に第1回母親大会が東京で開かれたこと。第5福竜丸は77年前に和歌山県串本で作られた船であり、エンジンが和歌山の海から引き揚げられたとのことで和歌山とは深いつながりがある。ビキニ水爆実験(ブラボー)は広島原爆の1千倍の威力を持ち『死の灰』は黒潮にのって太平洋からインド洋にかけて、海も空も島々も放射能で汚染した。日本のマグロ漁船の被害は992隻(乗組員約2万人)に及び、和歌山県でも30隻が被災した。アメリカは日本政府に200万ドルの慰謝料のみ、第5福竜丸の乗組員の医療費と見舞金、廃棄マグロの補償に当てられたが、他のすべての漁船の乗組員には未だ健康被害の調査も、謝罪も補償もされず放置されている。高知地裁や東京地裁では訴訟がたたかわれている。

 それ以降の核実験の実態、イギリス、フランス、中国、アメリカなどで地球上に放射能が拡散している。残った放射性物質をどうするかも決まっていない。核兵器禁止条約で核をなくすしかない。映画「第5福竜丸」を見てほしい。第5福竜丸に会いに来てほしいと結んだ。

 あらためて知ることが多く、このままいけば人類滅亡の危機、戦争なんかしている場合ではない。平和、安全・安心な暮らしのため、みんなで助け合っていこう。(つれもていこう。)


 午後は「ジェンダー平等」分科会に参加しました。90名の参加、日本婦人団体連合会(婦団連)会長の柴田真佐子さんの報告と参加者からの発言。離婚後共同親権の問題、職場での女性差別、賃金格差、米兵による少女暴行事件の数々、ジェンダー格差指数、選択的夫婦別姓制度、慰安婦問題等を身近な事件、情報をもとに次々と参加者から発言、女性差別撤廃条約における日本政府の対応(国連1985年日本も批准したが国会で審議しない)。未だ日本社会の中にジェンダーバイヤスが根強く残っている。(自分たちの中にもあると自覚)10月にジュネーブで国連女性差別撤廃委員会の第9次日本報告審議が行われるとのこと。この委員会から再三勧告されている議定書の批准と選択的夫婦別姓制度を実現させるチャンス。柴田さんはジュネーブに行って訴えると、参加者の意見を16項目にまとめて確認事項としました。女性差別は根が深く、もっと丁寧に学ばなければと痛感しました。

                        (ピーチ班 会員)

 沖縄平和委員会・上野郁子さんの話を報告します。(レジメはありません)

 沖縄は鉄道がなく道路でつながっています。道の両側はほとんど米軍基地です。基地のそばで暮らす子どもたちは戦闘機が飛び交うのが日常で慣れてしまっていて普通に遊んでいます。上野さんは「慣れてはいけない」「慣れてはいけない」と強く思うようにして、辺野古では子どもと「こわいよ!」「いやだよ!」と声をあげ続けています。

 先島諸島では台湾有事に備え、米軍と自衛隊で要塞化が進んでいます。與邦国島では、島民軍事避難計画もあり、一人でも「島に残りたい」と言うと「あなたが残ったら役所の職員の誰かが残らなくてはいけない」と言われた。また、有事後、避難先から戻ったら街がなくなっていることもある。

 沖縄への応援は?の質問に上野さんは「つれもていこう」...沖縄に来て現実を見てほしい。こんなに頑張っているのに沖縄は変わらず、もっと危険になっている。今度の選挙で政治を変え、自分の街の民主主義を取り戻したい。

 私は3回沖縄に行っています。2回はスタディツアーで、辺野古やガマ、普天間基地、海から米海軍が基地にすぐ行ける道も見ました。こんな不気味な所に私は住みたくないと(多分、気候、自然、食べ物が苦手)思いましたが、神奈川県にも6つも基地があります。

 新総理石破氏は自衛隊を憲法に明記し、軍隊にしようとしています。GDP比2%の大軍拡、武器輸出解禁、「日米軍事同盟」強化と戦争する国づくりが進んでいます。 最近の新聞で石破総理が幹事長の時、辺野古新基地に慎重だった自民党議員に「デモはテロ」と賛成に転じさせた。「平成の琉球の処分」を知りました。

 自民党は、沖縄を戦場に、基地どころか棄地にしようとしている。「自民政治を変えよう」参加者は全員決意したと思います。 

                      (コスモス班 会員)

10月14日(月・祝)アリーノ3階で、サークル体験会を開催します。

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チラシ(A4)

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