学習会報告 -colabo(コラボ)の取り組みと 私たちにできること―

| トラックバック(0)

3/29(日)の午後、新婦人宮前支部は学習会「colabo(コラボ)の取り組みと私たちにできること」を宮前市民館第4会議室で行いました。参加者は19人でした。

講師は武蔵小杉合同法律事務所の弁護士、神原元(かんばら・はじめ)さん。
神原さんはもともと、東京の新大久保や川崎の桜本地区などで行われた、在日コリアンの方を対象としたヘイトスピーチ(根拠のない悪意や偏見を強調し、排除を正当化し、憎悪や差別をあおる発言や表現)と闘う活動をしている弁護士です。
主に新宿を拠点に活動し、虐待や性被害に苦しむ若年女性を保護・支援する団体であるcolaboの弁護士となったのは、在日コリアンへのヘイトスピーチと同じように、酷いデマを信じた人が器物損壊や脅迫などの加害行為を実際に行うようになったと知ったからだと言います。

宮前区選出の市議会議員である浅野文直氏がcolaboに"公金横領疑惑がある"とインターネット等で誹謗中傷し、名誉棄損で訴えられることになった(2025年11月1審判決:浅野氏敗訴)元々の発端は、colaboの代表である仁藤夢乃(にとう・ゆめの)さんがインターネットで様々な発信をしている中で、温泉のPR目的で創作されたキャラクターの中のいくつかのものについて、2021年11月に、これは女性差別、性的搾取だと発言し、それを"表現の自由をつぶすとんでもない行為だ"ととらえた40代の匿名ゲームプログラマーだった男性が逆上して執拗な誹謗中傷をし始めたことにあります。

女性は元来男性に比べ能力が劣ると考えているこの男性は、インターネット上でcolaboは都の公金を不正使用していると大量の言いがかりを次々と発信し、それを見た多くの人がcolaboを誤解したり、この男性の女性蔑視に基づく言動を「公金横領と闘う正義」であると正当化したりして彼に賛同し、この男性はネット上で一時、「時の人」となりました。彼を支援する3億円ものカンパが集まり、彼は都知事選に立候補し、11万票を獲得するような事態となったのです。

このインターネット発の「流行」に便乗した一人が、宮前区選出の市議会議員である浅野文直氏です。
川崎の児童相談所が、川崎から新宿方面に家出して保護された子どもの一時的な保護施設としてcolaboに委託している事業を、根拠もなく疑惑があると発信し、結局、根拠を裁判でも示すこともなく敗訴しました。

インターネットで大量にデマを流し、それを信じた人が更にそれを再発信し、広がっていってしまう現象は、今回に限らず、最近、日本各地で起きてしまっています。裁判を起こし、これはデマであると公的に裁定されても、それが以前デマを信じてしまった人にきちんと伝わるわけではなく、被害が完全に回復することは難しいのが現状です。

colaboはこうした妨害にも負けず、自分たちの資金でセンターを建設しよう、と、今、女性人権センター建設プロジェクトを進めています。ゆうちょ銀行からの振込先は、記号:11310 番号:13950251 名義:シヤ)コラボ です。また、ここには書ききれなかった詳しいことは、仁藤さんの編著『Colabo攻撃 暴走するネット社会とミソジニー』にあります。興味を持たれた方はこちらをご覧ください。

コラボ学習会風景.jpgスクリーンショット 2026-04-13 105638.png

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.shinfujin.miyamae-kawasaki.jp/mt/mt-tb.cgi/213