2月28日の午後、東静岡のグランシップ静岡で開催された日本原水協全国集会の全体集会および分科会に参加、分科会は「非核日本キャンペーンひろげ、核兵器禁止条約に参加する日本を」を選び、全国各地の新婦人や原水協の方たちの創意あふれる活動の様子をお聞きして大変刺激を受けました。終了後は川崎市からの参加者の交流会(食事会)に参加して親睦を深めることができました。
翌3月1日は9時15分にJR焼津駅に集合し、ビキニ水爆実験で犠牲になられた久保山愛吉さんの墓までの平和行進と墓前祭に参加。ノーベル平和賞受賞を久保山さんに報告し核兵器廃絶にむけて行動することを誓いました。午後は焼津市文化センターで行われた3・1ビキニデー集会に参加しました。中でも野口邦和氏による「核の被害の全容解明、補償と救済、核兵器の全面禁止を求めて」と題した特別企画が心に残りました。長崎・黒い雨被害者の被爆者認定や、マグロ漁船被害者の全面救済、太平洋の原水爆実験による被害などがとりあげられる中で野口氏は、核兵器開発による被害の特徴として、社会的弱者や人種差別の問題があることなど指摘し、加害国のアメリカが実態の解明と補償を行うべきであると強く主張しました。また日本政府も被害を隠蔽・放置してきたと訴えられました。他にも高校生による合唱など様々な企画があり、会場は満席で大きな熱気の中で幕を閉じました。全体で1800人 神奈川県81人 川崎は12人の参加とのことでした。