産直の最近の記事

猛暑の中、宮前区から45人が参加、全体では約400人が参加し盛会でした。

 映画「梅切らぬバカ」を鑑賞された方から「俳優さんの演技が自然でゆったりした気分で視聴でき、あっという間に見終わりました。誰にでも優しい社会に、少しずつ近づいていくのかなと感じました。」との感想が寄せられました。映画の画面が暗くて見にくかったとの意見もありました。

 「日本の食糧と農業のいま」分科会に参加された方からは「日頃から漠然と感じている食への不安について、改めて、具体的に学ばせていただきました。私たちが安心して食べられるものを自国で作るという簡単なことを、どうして実現してゆけないのか!もどかしく思います。軍拡、有事食糧法・・本当に怖いと思います。ガザも人ごとではありません。私達が今できることは何なのか、真剣に考えなくてはならないと思います。」と感想が寄せられました。 

「『包括的性教育』ってなに?」の分科会では、複数の参加者からチカンなどの性被害体験が話されました。元養護教諭の講師が楽しく性教育の授業を披露してくれました。性とは人権であり、誰もが学びを保障されるべきですが、現実は不十分です。性被害、加害をなくすためにも、包括的性教育の実施を学校に要望していくことで学校も取り組みやすくなります。また親も子どもと一緒に学んでいくことが大事だと痛感しました。
 午後は、素敵なヴァイオリン演奏の後、「心ゆたかに暮らしたい」をテーマに根本隆さんの講演がありました。学びの多い一日でした。

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 今年で3回目となるこのイベントは、6月27日(木)午後2時からアリーノにて、新婦人宮前支部と医療生協宮前支部が協力をして開催しました。

 助け合いの気持ちから、毎回当日、提供品を持参して参加してくださる方もいます。皆様から寄せられたタオルや洗剤、シャンプー、ティッシュ、リサイクル衣料品やバッグ類、靴など、また産直でお世話になっている千葉県多古町からお米30Kgとじゃがいも30Kgの提供、昨年いただいたカンパを原資に食料品や生理用品、マスク、歯ブラシなどの衛生用品を購入して配付品を補いました。

 当日は17人のスタッフがブルーのスカーフを身に着け、来場者を迎えました。開始時間前から廊下に列ができ、10分前倒しでオープンし大賑わいでした。20~40代の若い女性や、高齢の方、親子など35人以上の来場者が、買い物袋いっぱいの品物をもらい大変喜んでいただきました。

 若い女性達には、学校給食無償化を求める署名が始まる事や新婦人新聞を紹介しました。「ここに来ると友達に会えてお互いに支えあう友情みたいなものを感じます。今日はありがとう。」と感想が寄せられました。お互い様の気持ちが伝わるホットな時間でした。お気持ちカンパ箱へのカンパや、会員さんからのカンパもあり14,879円が寄せられました。次回開催の原資にさせていただきます。 

 また、会場奥のスペースでは、医療生協の組合員さんが健康チェックと健康相談を行いました。握力、足指力、体組成検査、血圧測定等に18人が参加しました。測定結果をみて納得の方、ショックを受ける方など様々な反応、日頃なかなか測定する機会がないことから、自分の健康に関心を持ち生活を振り返る良い機会になったと思います。

 配付品の提供やカンパ等、会員の皆様のご協力に感謝いたします。  (社会保障部)

2024年4月29日(月祝)

5年ぶりの開催となります。お申込みは3月31日まで。産直担当にお願いします。

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◆特別企画「金子みすゞの生涯と詩とジェンダー」に出て

 第1部は地元「みすゞ少年少女合唱団」や遊撃という楽器の音色にのせてみすゞの詩を朗読しながらの演奏を楽しみました。  

 第2部は作家の松本侑子さんによる講演。
1903年に山口で生まれた金子みすゞは実家が書店だった。 その影響をうけ愛らしい待だけでなく大正デモクラシー(民主主義、男女平等他) の影響を受けた時も残しました。 20歳で結婚し下関行ったみすゞは、そこから投稿を始め詩人の西條八十に認められ東京の出版社に何度も詩を送ったが、取り上げてもらえなかったといいます。
 弟の輔さんにも500以上の詩を送っていますが、家父長制の強い時代の中、女性の詩集は出してもらえなかったそうです。しかし2014年、 雅輔さんが持っていた資料が発見され、やっと詩集が出されたそうです。 私生活では夫に淋病をうつされ離婚するも、子どもも夫に取られ絶望的になり26才の若さで自死します。しかし「私と小鳥と鈴と」 「大漁」などにあるように豊かな想像力で書かれ、今では日本を代表する詩人の一人として認められています。 愛らしい詩とは反対に精力的で行動的なみすゞさんに出会えてとても良かったです。 Y.N

◆第6分科会(安全・安心な食料・日本の農業の再生を)に参加して 
 長谷川敏郎氏(農民運動全国連合会)より、以下の項目で日本の農業について話していただきました。

 1. 世界と日本の食と農の危機は短期的 時的ではない
 2. 日本の食料と農業はどうなっているのか
 3. 政府が国民の食料に責任を持つ当たり前の政治を
 4. 食と農の危機打開の運動
 5. 豊かな日本農業の再生と発展のために
 6. 最後に農は平和の基なり (食は命の基)
 農民連出版の小冊子 アグロエコロジー宣言(案) を数冊求めてきましたので支部委員会にもって行きます。
 皆様のカンパで大会に参加させて戴き有難うございました。N.M & Y.S

県新婦人産直担当の原さんをおよびして産直の学習会を行います。関心がある会員の方ぜひ参加ください。

 2月12日 10:00-11:00 向ヶ丘区民活動支援コーナー